痛くない治療を行います~歯周病治療~

当院の歯周病治療に対する体制

当院では歯科医師・歯科衛生士が、チームアプローチで効果的な歯周病治療を行っています。

担当医師 井島 喜弘・武 真美
治療時間 1回の治療につき約60分
治療内容 ・精密検査
・担当歯科衛生士と歯科医師による計画的歯周治療
・歯周治療、歯周外科(エムドゲイン、歯周組織再生療法、骨移植)
・スプリント療法

歯周病になりやすい方の特徴

歯周病は生活習慣病の一つです。次のような習慣をお持ちの方は、歯周病になりやすいといえるため注意が必要です。

歯周病になりやすい方の特徴

歯周病のリスク診断

歯周病は日本人の成人の約8割が、知らず知らずのうちにかかっている国民病です。あなたは大丈夫ですか? 一度次の項目をチェックしてみましょう。

・ブラッシングすると歯ぐきから血が出ることがある
・歯ぐきが赤く腫れている
・朝起きたとき、口の中がネバついている
・歯が長くなったように見える
・歯ぐきがムズムズする
・口臭が気になるようになった
・歯ぐきから膿が出る
・歯がグラグラする

あなたの歯周病リスクは?

チェック数が0個の方
現在、歯周病のリスクはないと考えられます。この状態を維持するために、予防に励みましょう。
チェック数が1~3個の方
軽度の歯周病である可能性があります。これ以上の進行を防ぐために、できるだけ早くご来院ください。
チェック数が4~7個の方
中等度の歯周病である可能性があります。悪化させて歯を失ってしまわないよう、すぐに治療を始めましょう。
チェック数が8個(すべて)の方
重度の歯周病にまで進行していることが考えられます。このままでは歯が抜け落ちてしまいます。早急にご来院いただき、治療を開始しましょう。

歯周病の進行段階と治療方法

軽度の歯周病(歯肉炎)
症状 軽度の歯周病(歯肉炎) 症状 歯ぐきに軽い炎症が起きています。歯周ポケット(歯と歯ぐきの間の溝)が少し深くなり、ブラッシングすると出血することがあります。まだ痛みはありません。
治療法 ブラッシング指導 【ブラッシング指導】
歯周病治療の基本は、毎日の正しいブラッシングです。一人ひとりのお口の状態に適したブラッシング方法を指導しますので、ご自宅で継続してください。
スケーリング 【スケーリング】
ご自宅でのブラッシングだけでは落とせないプラーク(歯垢)や歯石を、「スケーラー」という器具を使って徹底的に取り除きます。
中等度の歯周病
症状 中等度の歯周病 症状 歯ぐきの炎症がひどくなり、歯周ポケットもより深くなります。歯を支える顎の骨が溶け始め、歯はグラつきます。歯が浮く感じがしたり、口臭が増したりするなど、自覚症状も多くなる時期です。
治療法 ルートプレーニング 【ルートプレーニング】
スケーリングでは落とし切れない、歯周ポケットの奥に入り込んだプラークや歯石を、「キュレット」という器具を使って取り除きます。最後に歯根面をなめらかにみがき上げ、汚れの再付着を防ぎます。
フラップ手術 【フラップ手術】
局所麻酔を施したうえで歯ぐきを切開し、歯根に付着したプラークや歯石を取り除く外科的処置です。同時に感染した歯肉組織も取り除き、最後に歯ぐきを縫合します。
  【デブライドメンド・イリゲーション】
スケーリングでは落とし切れない、歯周ポケットの奥に入り込んだプラークや歯石などの汚染物質を、専門的な器具を使って、洗浄・消毒します。最後に歯根面をなめらかにみがき上げ、汚れの再付着を防ぎます。
GTR法 【GTR法】(自費診療)
失われた歯周組織を再生させる治療です。歯ぐきを切開して感染部分を除去した後、「メンブレン」という特殊な膜を入れてスペースを確保し、組織の再生を促します。再生後、メンブレンは取り除きます。
エムドゲイン法 【エムドゲイン法】(自費診療)
GTR法と同じく、歯周組織を再生させる治療です。感染部分を除去した後、「エムドゲインゲル」という歯周組織誘導剤を塗布してスペースを確保し、再生を促します。ゲルは取り除く必要がありません。
重度の歯周病
症状 重度の歯周病 症状 歯を支える顎の骨が半分以上溶かされてしまい、歯ぐきが下がって歯は大きくグラグラします。膿も出て、痛みや口臭も強くなります。これ以上進行するとまわりにまで感染し、歯が抜け落ちてしまうこともある段階です。
治療法 GTR法 【GTR法】(自費診療)
失われた歯周組織を再生させる治療です。歯ぐきを切開して感染部分を除去した後、「メンブレン」という特殊な膜を入れてスペースを確保し、組織の再生を促します。再生後、メンブレンは取り除きます。
エムドゲイン法 【エムドゲイン法】(自費診療)
GTR法と同じく、歯周組織を再生させる治療です。感染部分を除去した後、「エムドゲインゲル」という歯周組織誘導剤を塗布してスペースを確保し、再生を促します。ゲルは取り除く必要がありません。

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