院長紹介
経歴 |
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インタビュー
――初めに、患者さんに接する際に心がけていることを教えてもらえますか? | |
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まず、患者さんがどんな気持ちで来院されているかということを意識するようにしています。そのために、表情やしぐさなども注意深く拝見し、「傾聴」する心を忘れないようにしています。 そして患者さんのお話は、最後まできちんと聞く、また話の途中で「できる」「できない」を即答しない、ということも注意しています。何か思いを抱えて来院されているはずなので、そこをしっかりとヒアリングすることで、患者さんの「不安」に応えることができると考えています。 また常に患者さんの「心に寄り添う」ことを大切にし、親しみやすい安らかな雰囲気をつくることも意識しています。緊張している患者さんには落ち着いた声のトーンで話したり、小さな子供には同じ目線や話題を中心に話しかけたり、安心して話せる環境づくりを大切にしています。 |
――次に、治療で気をつけていることやこだわりを教えてください。 | |
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第一に「安全」です。患者さんが安全に治療を受けられるよう、対策をとっています。歯科器具はとがっているものが多く、常に細心の注意を払い安全に取り扱うことが大切です。従業員の方も患者さんも怪我のない環境が最も大切と考えています。 また、「音」「臭い」「光」は歯科治療独特の恐怖心を増長させます。ですから、この「音」「臭い」「光」に対する心づかいは、患者さんにとって快適な空間を生み出すと考えています。 そして治療器具の金属の触れ合う音をなくし、衛生面を考慮して使い捨ての紙のトレーを使用しています。ほかにもリラックスできるような環境音楽を流すなど、「音」による不快感や恐怖心をなくせるように努めています。 また「臭い」については、院内にPM2.5にも対応しているエアフィルターを設置するほか、薬剤には臭いのないものを採用しているので、よくある歯科医院特有の臭いがありません。 それから「光」対策ですが、歯科治療のLEDライトは非常にまぶしく、視覚的な不快感はとても強いものです。治療の際、フェイスタオルをかけることで、この光を遮断し、顔にだ液や薬液が飛散することを防ぎ、さらに治療器具が見えないことで恐怖心を軽減することにもつながります。 患者さんにはリラックスした状態でいただけるように、タオルのかけ方、外し方もトレーニングするなど、一つひとつホスピタリティのある行動をとることを大事にしています。 |
――では、どのような医院づくりを目指していますか? | |
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一言で言うならば、「“患者さん”とそこで“働く私たち自身”が笑顔になれる医院づくり」を目指しています。病院は患者さんのためにあるものであり、患者さんファーストであることは言うまでもありません。しかし、それを成し遂げるのは、やはり私一人の力では成せ得ることはできません。そこにスタッフという良きパートナーがいることで、初めて患者さんファーストに全力を注ぐことができると信じます。 ですから、スタッフ一人ひとりが、互いの個性を尊重しあい、助け合う精神から生まれる医療でありたいと願っています。スタッフが働きやすい環境づくりと、そこから発せられる「患者さんへの心に寄り添えるチームづくり」が私の生涯の目標です。 |
――最後に、患者さんに向けてメッセージをお願いします。 | |
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私もスタッフも、患者さんを通していろいろな経験をし、成長させていただいています。至らない事もあると思いますが、確かな技術と人としての人間味ある優しさにあふれる環境づくりに努力していきます。それは、どこまでも「治療の質」にこだわることで、より専門性ある治療を受けられるクリニックにしていくこと。そのため、時には専門性を考慮した結果、担当医が変わることもありますし、治療時間や順番、治療内容などが変更すること、また保険適応外の治療をご提案することもあります。 常に洗煉された診療と徹底した感染防止対策を行ったクリニックで、適切な治療をご提案します。スタッフ一同、心より皆様の健康増進に務められる様、笑顔でお待ちしております。 |